スーツケースの選び方
昔はスーツケースと言えば革張りの黒か、銀色のジュラルミン製のものが主流だった。
が、最近では様々な色や素材のものが市井に溢れている。
中には、これを本当にスーツケースと呼んでもいいのか、と言いたくなるほどカジュアルなものまで存在する。
オシャレでカラフルなスーツケースなら、人混みの中で持っていても不格好ではないし、目立つので防犯にもなる。
しかし、そういったスーツケースは、出張などフォーマルな場での使用は控えたい。
スーツケースは、できれば2つ持っておきたい。
出張用の硬く生真面目な、他社の人に見られても構わないような、大人として節度のあるものを1つ。
自分の好みで選んだ、面白くて独創性のあるプライベート用のものを1つ。
商用とプライベート用を同じにしてしまえれば、それはそれで問題無いが、その際は必ず商用を先んじてモノを選ぶべきである。
商用での旅行、特に官公庁や銀行の人と合う時、オレンジ色の木製スーツケースをコロコロ転がしていては、取引先から、この人物難あり、の印を押されてしまう危険性がある。
かと言って、商用を選ぶ際も、硬く考え過ぎる必要は無い。
あくまで社会人としての常識の範疇内で、突出し過ぎていない、目立ち過ぎていないものであれば、ある程度は自分の好みで選んでも構わない。
色は黒、素材は本皮かジュラルミン、デザインは云々、というように、悩み過ぎてはいけない。
むしろ常識にとらわれ過ぎて選んでしまうと、古めかしい、野暮ったいものになってしまうかもしれない。
見た目は普通、けれど個性の光る一品を使っていれば、取引先からも一目置かれるかもしれない。